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古めのホームページを直す初心者向けマニュアル

ホームページって、一度作って公開したら終わり……というイメージを持っている人、まだまだ多いんじゃないでしょうか。実際には、ホームページは公開してからがスタートです。時間が経つと、情報が古くなったり、デザインが時代遅れに見えてしまったり、パソコンでは普通に見えてもスマホで崩れてしまったりと、いろいろな問題が出てきます。特に、何年も前に作ったまま放置しているホームページは、知らないうちに「老朽化」してしまい、ユーザーに悪い印象を与えたり、検索エンジンからの評価が落ちたりします。

今回は、初心者の方でもわかるように「古くなってしまったホームページを修正する方法」をまとめていきます。ただ単に見た目を直すだけじゃなく、最低限、今も有効な情報に更新することが何よりも大切だという点も強調してお伝えしていきます。

まずはホームページの現状をチェック

修正を始める前に、一度冷静に自分のホームページを見直してみましょう。
例えばこんなチェックポイントがあります。

・会社の住所や電話番号、営業時間が古くなっていないか
・サービス内容や料金が変わっていないか
・スタッフ紹介や写真が何年も前のままになっていないか
・リンク先が切れていないか(いわゆる「リンク切れ」)
・スマホで見たときにレイアウトが崩れていないか

こういった点をひとつひとつ確認していくと、「意外と直さないといけないところが多いな」と気づくはずです。特に注意してほしいのは、情報の鮮度です。いくらおしゃれなデザインに直しても、書いてある内容が何年も前の情報のままでは、訪問者からすぐに信頼を失ってしまいます。

HTMLやCSSの修正方法の基本

ホームページの土台となるのはHTMLとCSSです。HTMLは文章の構造や内容を記述するもので、CSSはデザインやレイアウトを調整する役割を持っています。初心者の方が触るときは、最低限この2つを意識するだけで大丈夫です。

CSSの基本的な書き方は「セレクタ」「プロパティ」「値」で構成されます。
たとえば、

p {
color: red;
font-size: 16px;
}

これは「段落タグ(pタグ)の文字を赤色にして、文字サイズを16pxにする」という意味です。

もし文字の色を変えたい、文字サイズを調整したいといった簡単な修正なら、このようにCSSを少し触るだけで解決できます。

ただし、CSSを編集したら必ず保存して、サーバーにアップロードし直す必要があります。そして変更を確認するときは、ブラウザを「強制更新」してキャッシュを消さないと、古いデータが表示され続けることがあります。編集しても反映されないと焦る人が多いですが、大抵はこの「キャッシュ」が原因です。

情報を最新化することの重要性

ここで改めて強調したいのが、情報を更新することが何よりも大切だという点です。

例えば、営業時間が変更になったのにホームページが古いままだと、お客様が来てくれたのに「閉まっている」なんてことが起こりかねません。料金表も数年前のままだと、問い合わせの段階で誤解が生まれ、トラブルに発展する可能性もあります。

Googleなどの検索エンジンも、「最新の情報が載っているかどうか」をとても重視しています。古い情報ばかりのページは検索順位が下がりやすく、結果的にお客さんがホームページを見つけてくれなくなります。つまり、最低限、現在も有効な情報に更新しておかないと、集客の効果もなくなってしまうんです。

古いデザインのまま放置するリスク

デザインのトレンドも数年で変わっていきます。昔ながらのテーブルレイアウトや、やたら装飾の多いデザインのまま放置すると、どうしても「古臭い印象」を与えてしまいます。見た瞬間に「この会社、ちゃんと運営しているのかな?」と不安に思われてしまうんです。

特にスマホ対応していないホームページは今すぐ直すべきです。今はアクセスの大半がスマホからなので、スマホで崩れているだけでユーザーが離脱しますし、Googleのモバイルフレンドリー評価にも悪影響があります。

修正のステップ

初心者の方が実際に修正する場合、次のような流れを意識すると進めやすいです。

まずは内容チェック(住所、連絡先、サービス内容、料金)

必要に応じて文章を書き換える

デザインが古い部分はCSSを編集して見直す

スマホでもきちんと見られるか確認

保存してサーバーにアップロード

ブラウザを強制更新して反映をチェック

これを繰り返し行うだけでも、ホームページはかなり改善されます。

【懐かしのサイトを救え】老朽化したHTMLホームページの修正方法
修正が難しいと感じたら

とはいえ、すべて自分でやろうとすると限界があります。HTMLやCSSの知識が必要ですし、レイアウトを崩さず修正するにはそれなりの経験も必要になります。もし自力での修正が難しいと感じたら、プロの制作会社に依頼するのも一つの選択肢です。

ただし、そのときも「デザインをきれいにすること」だけでなく、「情報を最新にしてもらうこと」を必ずお願いしてください。ここを疎かにすると、せっかく費用をかけても意味が半減してしまいます。


古くなったホームページを直すとき、最初に考えるのは「デザインをどう変えるか」かもしれません。でも本当に大切なのは、最低限、現在も有効な情報に更新しておくことです。住所や電話番号、営業時間、サービス内容といった基本情報を最新化するだけでも、信頼性は大きく高まります。

その上で、必要に応じてCSSを修正してデザインを整えたり、スマホ対応を行ったりすれば、ユーザーにとって使いやすいホームページになります。見た目と内容、どちらか一方ではなく両方を意識することが大切です。

放置されたままのホームページは、会社の信頼を損なうリスクがあります。逆に、きちんと更新されているホームページは「この会社は今も元気に活動しているんだ」と安心感を与えます。だからこそ、これを機にぜひ一度、自分のホームページを見直してみてください。

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